ハットゥラ教会 Hattula Church
ハメーンリンナから北西約8kmのハットゥラにある教会は、ハメ地方で最も古いレンガ造り建築を代表するもので、14世紀前半に建てられた。
教会内部の天井や壁の大部分を埋め尽くしているフレスコ壁画は、保存状態が良い。また「十字架」や「ハットゥラのマドンナ」等の多くの木造彫刻も見所。
● アクセス
ハメーンリンナからタンペレ行きのバスで20分
シルヴァーラインでハメーンリンナからハットゥラまで約45分
バス停、港からもいずれも徒歩で約20-30分。
● 拝観は夏季のみ 事前予約で他の時期も見学可。
● 住所:Hattula
● Tel:+358-3-631-1520
■ホームページ :http://www.hattula-evl.fi/
|
教会の歴史
ハメ城が13世紀に築かれたことがきっかけで、14世紀初頭に6kmはなれたこの地に宗教の中心地として教会が建てられた。教会は「聖十字」に奉献されていたので、フィンランドにおける聖十字崇拝の中心として、また、憧れの巡礼地としてバルト海諸国に知られていた。19世紀半ばからは、新しい教会が使われる脳になったが、20世紀に入ってオリジナルの壁画が発見され、修復された。現在ではほとんど中世の状態で保存されている。
外 観
教会は縦形の長方形の建物と北側の聖具室、南側の武器部屋からなる。強固な壁に傾斜した高い屋根を持ち、外壁はフィンランドの中世の教会で見られる自然石ではなくレンガを使用している。教会の周りには広々とした庭があるが、墓地としても利用されていた。また、庭を囲む石垣に尖鋭な屋根のある2つの門所が設けられている。鐘楼は、1813年に新古典的スタイルに建てられた。
フレスコ壁画
ハットゥラ教会のフレスコ壁画は、フィンランドにおける後期ゴシックの最古にして最良のものである。その数は約180点にもおよび、フィンランド国内の教会で最も多い。フレスコ壁画の大部分は、「天地創造」にはじまり、「キリストの幼年期から受難」、そして「最後の審判」に終わる「キリストの生涯とその御業」を形成している。
木造建築
15世紀の木造彫刻として最も重要なものは、「勝利の十字架」、「十字架をかついで」、「ゴルゴダ」の3つのグループ(いくつかのストーリーになっている)。
|
|
|